【月女帝カグヤ】は月を地球に衝突させる暴挙に出た。
【太陽帝アポロ】は計画を阻止する命令を【サンボット】(三銃士)に告げ <太陽の玉>を破壊し、太陽四天王を出現させる。
しかしそれと同時に【太陽帝アポロ】は力を蓄えるため凍結状態となる。
月と地球の衝突を避けるため【サンボット】 と四天王は自らの体を犠牲にして阻止!
【月女帝カグヤ】は最後の命を振り絞り自らの分身となる卵を排卵し出産。 宇宙へと吐き捨てる!
「我が子よ…も新たな月を建設する希望 をあなたに…」
そう言い残し【月女帝カグヤ】は【サンボット】達を巻き込み爆発する!
「地球の資源は守り切るぅぅぅ!!!」
【サンボット】と四天王は被害を最小限に抑えようと身を挺する。
ドガァァァァン!ブォォォォォ!
強大な熱風が地球に吹き荒れ月軍や太陽軍など多くの者が見届ける中、 【月女帝カグヤ】と【サンボット】達の姿はどこにもなかった。
あるのは半分欠けた月の姿と氷に閉ざされた太陽のみ。
その頃・・・宇宙に排出された【カグヤの卵】は偶然、 小型宇宙船【2ンジン】に衝突していた。
「なんだ?この卵は?宇宙食に丁度よさそうだぞ~」
次世代に託した統治者達の思いも知らずに 能天気なセリフを言い放つ【月野ウサギ】の姿がそこにはあった。