2020年1月17日:第6弾「オトギーク」解説

◆カラー原画はフランスのルーブル美術館で展示され完売

 

この弾は色の塗り方が2バージョンあり、1つは手塗り・もう1つはPC彩色。手塗りカラー原画はフランスのルーブル美術館の展示会で展示され完売。フランスで販売された手塗り版のシールも日本では1周年記念の作品として限定発売された。今では入手できないため貴重。

大きな違いは、絵の具による手塗りだけでなく、キャラクターのイラストも違うものがいくつかある。

 

041洗濯鬼』の手が「フランス版」と「日本版」では違う。また『042うちわのり』も和服と洋服で服装が違うのだ。

 

↓【当時の状況BLOG】▼

(祝)Zineen海外デビュー!フランス(パリ)ルーヴル美術館!オトギークカラー原画が展示!そして完売!

 

◆ノーマルシールの台紙が大変だった時代

後は、ノーマルの印刷を「クッキリ印刷」と「レトロ印刷」の2つがあり、どちらの方が反応が良いかをためしてみている。結論から言うと、オトギークは「クッキリ印刷」(インクジェット)が良いということで、そちらに絞った。

 

この頃は、ノーマルシールの裏台紙(剥離紙)を1枚1枚貼り合わせて作っていたので大変だったのである。これがレトロ印刷(レーザー)だと貼り合わせ作業をしなくてすむので、2バージョン作ってテストしたというわけです。

 

ちなみに現在では、ノーマルシールの台紙(剥離紙)が、はじめから無地のものを発見したため、それを大量に購入し、1枚の単価を安価にしつつ、両面とも剥がすことなく印刷しています。

 

浮いた価格でノーマルシールにもラミネート加工をすることができるようになり、結果的に費用対効果を意識し続ければ、品質も徐々に向上していきました。

 

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