2020年1月18日:第7弾「オトギーク」制作秘話

◆シールとしての表現方法が上手くいった

7弾は個人的には一番好きな弾。なんといっても3弾でノーマルキャラであった「平目社員」が『049平目社長』となったり、ノーマルからヘッドに昇格する表現がよい。

 

また太陽から月へと所属が変化するのも、裏切りや改心といった心理を表している。そういう表現方法も、この弾では成功したと思う。

オトギークでは「竜宮編(海編)」は非常に人気が高く、シリーズの中でも、この「竜宮編(海編)」のみ購入する人がいるぐらい。シールとしての表現方法が上手くいったといえるだろう。

 

◆線の太さやキャラの大きさなどの方向性

この頃まで絵柄の大きさに迷っていて、A4いっぱいに描いたり、A4に6~7キャラと小さく描いてまとめたりと、とにかく原画サイズにまとまりがない。とにかく原画の描き方が安定していない時期だった。

 

その理由は、線の太さとマジックの関係があって、太いマジックで縁取りをしたり、製図ペンで細かい箇所をなぞったり、パターンが定まっていないため。

 

現在は、1本のマジックでほぼ全てを仕上げることができるようになった。大きさはA4の半分が丁度良い。

 

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