2019年9月13日:無我夢中になれる瞬間って大事

オトギークを再開する準備をはじめてます。上記はオトギークの新キャラ。全60弾の予定で現在30弾を制作中なので、残り約720枚ほどイラスト描かないといけない。長いな~。(笑)

 

1日1枚描いても720日。2年以上かかるじゃないかと。それを今年中に描くなんて無理じゃないか?まぁ、やれるだけやって進めていくしかないなぁと。5年前は2~3ヵ月で700枚以上のイラストを仕上げてるわけだから、なんだったんだろ、あの勢い。

 

椅子で仮眠とりながら描くぐらい熱中してたもんな。そういう無我夢中になれる瞬間って大事だよな。

 

コラボシールの意外な結果

うちでやってるコラボシールの意味は、過去のシールレジェンドたちを現代に継承するということを目的にしたものなわけだけれど、いわゆる巷で販売されている「〇〇マン」系のコラボシールは、この数年で致命的な現象が起きていると感じている。

 

それは25歳以下の人はビックリマンというキーワードを知らないということ。まったく「?」という感じ。でも「ワンピースマン」とか「AKBマン」は知っているのだ。これが意味することは・・・

 

「〇〇マン」の伏せ文字の箇所にコラボ名が入っているために「ビックリ」というキーワードが認知されなくなってしまったというわけだ。100人近く各世代と話した結果でこれだからね。

 

個人的にはニャンダーみたいなのでもいいからさ、オリジナル単体のシールシリーズをやり続けるということが大切だったんじゃないかと思う。でも、それだと菓子が売れないんだろうなぁ。(笑)

 

世代によって認知キーワードが変化する

ちなみにガンダムユニコーンの監督さんが言ってたけれど、ガンダムも新規顧客は皆無で既存のファンだけでまわっているニッチ市場なんだそうだ。縮小も拡大もしていないとのこと。

 

それでも「ガンダム」というキーワードを使い続けてるから、一般には浸透し続けているのかもしれない。「ビッグキーワード」と「スモールキーワード」の関連性ってものがらうのだろうね。

 

「仮面ライダー」というビッグキーワードは浸透してても、世代によって認知されている仮面ライダーは違うわけだし。新しいヒーロー像を新規に作るよりも、既存のヒーローから系譜して広げた方が費用対効果がいいし。まぁ圧力もあるから新規は難しいだろうけれど。(笑)

 

非コレクターにおけるビックリマン2000世代(20代後半~30歳前後)だと、スーパーゼウスよりもダブルブッキングのほうが認知度が高いというのも驚きだった。アニメのインパクトが強かったんだろうね。だから今回うちから発売する2000系レジェンドコラボシールはサカサマ世界をテーマにしているのだ。

 

来年は新しい事をやる

というわけで俺は考える事が仕事なのだが、今は、「個人」でも「企業」でもない、自分で考えた新規の企画アイディアと仕事のやり方を思いついていて、それが実現できるかどうかチャレンジしてみたいというのがあるのです。

 

残された時間を考えると、体力も永遠に続くわけじゃないし、やれるうちにやっときたいなと。オトギークを作り続けながら、思うのであった。2020年は新しい段階へと俺は身を投げてダイブできるのか?そういう感じで動きたい。

 

タイトルとURLをコピーしました