シール解説&裏書考察
ハゲたおっさんだけど、えらい司令官なのだよ。
偉いわりに、えらい言われようだな!パチとはいえ、このアポロ絵柄になるまで何回も描きなおしをしている。最初は左手で描いてみたけれど、線が波打つだけでバランスはそこそこ取れててパチ風にならない。そこでオトギークの絵柄を小さくしてトレースしてみたけれど、これもいまいち。
しかたがないから手元にあるパチシールなどの絵柄を研究して、意図的に崩しながら一筆書きに近い感じ(習字のような感じ)で描いたら上手くいったので採用したのだ。
パチもあなどれないね。ちなみにパチギークの印刷は、他のシールとは、まったくちがう印刷手法をしています。(同じ手法のも数枚交っているけれど)パチっぽさを出すために色を薄くしたり、少し絵柄が光るようにしたりと試作品もパチギークには同封しているので、ものによって違う。
50円シールなので予算の限界を知るための研究なわけであり、ニャンコの50円における限界幅とパチの50円における限界幅は、またこだわりが違うのである。ある程度の作り方における基本フォーマットが確立できたら、そこから質を上げれる限界値やデザイン性などの段階に踏み切れるというわけで、シール原価の大半はキラプリズムの手間だったりする。費用はかかるし手間もかかるのだ。
そこのバランスを考えながら作らないと赤字になっちゃうからね。ちなみに50円シールを作ったことで、100円シールの質は向上したと思います。(予算や手法を見つめなおせた結果)