シール解説
鳥のサギと詐欺をかけてるんだね。振り込め詐欺って４０〜５０年前からあるんだよ。しかも同じ手口。それが未だに使われていて対策もいまいちってどうなんだっていう。昔は公衆電話からだったのが、今では携帯とかに変化していく、結局は通信手段が便利になると、そこを悪用する考えも急激に広まるということでもあるわけだと。
騙しってのは一種の催眠状態に陥れる作業だから、騙してる本人が、まず自分をその世界観に騙しているという心の言い訳が必ずある。例えば、これは仕事なのだからしかたない、というふうに割りきろうとする心理とかね。結局は本当の対策は人の心をどのようにして制御していくかという本質を見極めていかないと、物理的な対策では何十年たっても防げないのかもしれない。
これは違う例だけれど、街灯の明かりを赤から青に変えただけで窃盗などの犯罪が減ったという事例とか、ある一定の周波数を流すだけでコンビニにヤンキーがたむろしないとか（これは年齢に関係してるんだ本当は）そういう本能や本質に訴えるような仕組みのほうが注意するよりも効果的だったりするからなぁ、人間ってのは。
