2014年12月29日:「出会い記念シール」汁貼魔性(解説)

普段バージョン違いとかやらないんだけれど挑戦してみた。

違いは、プリズム色と印刷手法。もちハンドメイドだけれど、何がどう違うのかなんて説明されなきゃわかんないよね。(笑)

 

ホワイト印刷をどう出すかを日々悩んでいるんだけれど、どの手法が受け入れられるかわからないので、今後オトギークなどでは色々な印刷方法のものを混ぜていきますよっていう予告もかねてる。

 

裏面解説としては、幼少期にペタペタ貼りまくってたシールが30年後に価値が出て後悔しまくりなわけですよ。だから当時30円シールに価値が出ているわけですよね。

 

捨てなきゃよかったな〜とか、
貼らなきゃよかったな〜とか、
沢山買えばよかったな〜とか、

 

子供の頃の自分と対峙している大人な自分というものが、コレクターさんの根底にはあるのではないかなと。

正方形シールの魅力は、そこに世界観があることだと自分は思っているので。漫画発信やアニメ発信でのストーリーではなく、正方形シールの裏書き発信でストーリーが展開していくという部分に文化があるわけですよ。

 

だから、このシール絵柄は、、、シールを集める側のコレクター世界と、集められるシール側の世界の中間を表現しているわけ。

1枚の貼れる紙と、インクと、数文字の説明書き。それを隔てて、こっち側の世界と向こう側の世界があるのです。

 

誰かが保存してくれていたからこそ、そのシールは存在があかされているわけだし、皆がそのシールを貼ったり捨てたりすれば、そこにあるストーリーは、無と同じ。存在しているのに存在していないアンビバレントな空間が出来上がる。

30年後に自分の作品がコレクションにくわえられてるかどうか。くわえなかった事を後悔してもらえるようにという思いをこめて。(笑)

 

「貼られたら貼り替えせ!」なんて言葉を間に受けて貼った結果が後悔ならば、言葉もシールも表と裏が存在する。

まさに世界は表裏一体というテーマでもあるのです。

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