2016年4月16日:台紙の黒枠バージョンについて説明

2016年4月じてんで第10弾発表されているのに、いまから8弾の解説(しかも台紙)をするというね。(笑)実は第8弾オトギークには裏台紙が2バージョン存在します。

otogihatidanuradaishi

まとめ▼

左:黒枠バージョン
右:通常バージョン

※画像は試作品のため台紙色が黄色ですが実際はどちらも白台紙です。

なぜ黒枠台紙が存在するのか?その理由は・・・

毎回オトギークシールの作り方は変えていまして、少しでも上質になるよう研究をしているわけです。その過程で「気泡を取り除く薬品」というものを取り入れることを発見したのです。しかし・・・

(長所)薬品を多く使えば気泡は無くせる!
(短所)薬品をつけすぎると台紙にシミができる可能性が高くなる!

シール台紙をキラプリズムに1枚1枚貼り合わせる作業をするときに薬品を多くつけすぎるとハミ出して、それがシミになる場合がある事がわかり、その対策を考えて黒枠バージョンを導入してみたのです。

現在「黒枠バージョン不採用」になった理由とは?

現在の第8弾と、その他の弾には「黒枠バージョンは不採用」」にして全部「通常バージョンのみ」となっています。これは単純に、以降のシール(9弾~10弾)を作るさいに薬品を塗る分量を調節して台紙にハミ出さないようにした!(結果としてシミにはならない技術を獲得!

台紙の色が「ノーマル黄色」「キラプリズム白色」に統一された理由は?

現在のシール台紙は、この1年半近くという歳月をかけてみた結果として次のように統一されていくと思います。

台紙色▼

「ノーマル:黄色」
「キラプリズム:白色」

ノーマルシールについて

何度となく書いていますが「シール台紙は高級」で値段が高いのです。そこで自作をいろいろ試して安価な台紙制作もためしましたが、自作台紙を作る時間をかけるなら業務用台紙を使ったほうが多少コストかかっても時間節約になるのでは?という結論に達し、ノーマルシールはすべて黄色台紙に統一しました。

キラプリズムシールについて

キラプリズムは、途中まで「濃い黄色台紙」だったのですが、第8弾から大幅に作り方を変更したため、その台紙は使えなくなってしまったわけです。

現在シール品質には3段階あります!

1周年記念後に設備投資した事で実現しました。その後、品質の差異をつけるためニャンコなど50円価格帯を実験的に制作。結果、三段階のシール品質を実現可能になりました!これは別途記事で説明したほうがよいかもしれませんが、一応簡単に言うと・・・・

上:サンタアポロ
中:9弾~オトギーク
下:三丁目のニャンコ

「サンタアポロ」(一周年記念購入者のみに無料配布)はカラーインクが通常より1色多い高級品、白インク高級、気泡抜き薬品大量、表面も手作業で最薄ラミネート加工で作ってあります。(気づいた人いるのかな~汗)台紙の研究がこのときはできていませんでしたので、そこが改善点でしたが、できるだけ高級品質を意識して作ってあります。

「9弾以降のオトギーク」は、カラーインクの色数が1つ少ない機械を使用(インク代コストの関係)、白インクは高級、キラのラミネート加工は無し、気泡抜き薬品は適量、という感じです。(ただしノーマルシールにはラミネートしてあります)

「三丁目のニャンコ」は低価格にするため、カラーインク色数1少ない版、白インク発色低い版(白インクは2バージョンあります)、気泡抜き薬品適量、ラミネート加工なし(たまに気まぐれでラミネート加工してあるキラも存在します)という感じです。

※パチに関しては、作り方や印刷や用紙などすべてが別物なので、ふくまれません。わざとにパチ風な感じで作ってありますので。(笑)

ぜひ見比べて進化を楽しんでくださいね。

タイトルとURLをコピーしました