解説
80年代のガチャガチャを代表するのが「キン消し」であろう。プラスチック製のフィギュアとは違う、消しゴム人形(実際に文字は消せない)というジャンルを確立したためコレクターも「塩ビ系ゴム素材」に特化して収集する人が出てくるなど細分化されたと思う。
この【妖怪レスラー】は「プロレス・妖怪・Wシール・消しゴム」など80年代における重要キーワードをミックスし様々な要素をオマージュした作品であるが、ゴム素材の開発には非常に苦労した。
商品内容としては「フィギュア&Wシール」という「ネクロスの要塞」形式になっており、フィギュアは「軟質ゴム素材版・硬質プラスチック素材版」の2種。シールは「ノーマルシール(P&S)版・キラプリズムシール版」の2種という構成になっている。以下説明していくこととする。
Wシールについて
全体のストーリーとして「東洋妖怪VS西洋妖怪」の戦いを描いているため「東」「西」でマークが分類されている。
VS
また1枚目シールを剥がすと2枚目の絵柄が現れノーマルは2枚目がカード。キラプリズムは2枚目がシールとなっていて、1枚目と2枚目では絵柄や名前、またパワーも異なる。裏書には必殺技や妖怪の特徴などが記載。
キラプリズムシール版のプリズム色はランダムカラー。(基本5色)またパワーメーターがノーマル2枚目とは異なりキラプリズムのメーターはマックスの強さになっている。
フィギュアについて
「軟質ゴム素材版・硬質プラスチック素材版」の2種が存在。ゴム素材は1日2個と少数しか作れない関係でコストがかかるため、硬質レジン素材(プラスチックのような素材)も用意することとした。(サイズ約4.5cm)
軟質ゴム素材は数種類のカラーが存在。もちろん両面造形しているため、遊ぶことも可能だ。ちなみシールにおける2枚目の絵柄のデザインをフィギュア化している。
◆キン消し?いえ妖消しです!
フィギュア版の素材は硬質レジン(プラスチックみたいな素材)「ゴム素材」「蓄光素材」などがある。
◆妖怪レスラーの歴史
ダブルシールの開発とゴム素材の開発が大変で1年以上の歳月を費やしている。詳しくは過去BLOGを参照。
【妖怪レスラー】ストーリー
1枚目は妖怪の姿シール、2枚目はレスラーになった妖怪カードのWシール。カッパやゾンビなど、おなじみの有名な妖怪や怪物などがレスラーになって大暴れ!? 「東洋妖怪VS西洋妖怪」の戦いが今はじまる!1枚目と2枚目のパワーを足し算して合計数値の多い方が勝ちだぞ~君はこの戦いに勝利できるのか!?