「令和シール」解説

Zineen

◆日本の年号が平成から令和に変更

2019年に日本の年号が平成から令和に変更されたさいに制作したシール。同時期に「さんち祭り」というシールイベントの依頼で、Zineenのシールがショールームで展示される事になっていた。

観覧ついでに、名刺シールとしてこの「令和シール」を大量に作って持っていくことにした。

◆200枚が瞬殺でなくなる!

名刺交換を前提としていたため200枚ぐらい作ったが瞬殺でなくなった。(笑)その後に通販でも販売したが、それでも大人気で速攻売切れ。さらに印刷して再販を繰り返し現在やっと落ち着いた。

無料交換で配布しているのにもかかわらず有料の通販でも大量に売れる。その人気の秘密とは!?そこには計算された理由があったのだ…

◆過去のデータから分析し計算しつくされたシール

Zineen

AI(人工知能)は未来予測が可能だと思われているが、実際には過去のビッグデータから分析して予想をしているにすぎない。ようするに現在から未来は築けないが、過去から未来は作ることが可能だということがわかる。

この概念をシールに応用したわけだ。つまり過去5年間に販売したシールデータから人気となる要素を詰め込んで作られたのが「令和シール」なのである。様々な絵柄で描き、大量のシリーズをリリースしてきたのには計算された理屈がある。データが必要だからだ。

シールは株や為替と同じ。暗号通貨のアナログ盤と思ってもいいだろう。コレクターとしては底値で仕入れて年数や時代背景で付加価値が上下するのが望まし現象のはずだ。そもそも「お金」は商品引換券でしかない。「MONEY(金融)」じたいに価値は存在しない。人と人との信用経済により市場が成立してるだけなのだ。

だから、この絵柄やタッチや素材のもを継続して制作してもダメなのだ。なぜならインフレやデフレといった現象が起きるから。

なぜ令和シールが売れるのかの理由を説明することはできるけれど、それは企業秘密という事で。(笑)言えることは、データから導き出して作ったシールであるということ。こういうことをシールから学べるからZineenブランドの作品は知育玩具だと言っているわけ。そして<概念>を販売しているという意味もそこにある。

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