◆カラー原画はフランスのルーブル美術館で展示され完売
この弾は色の塗り方が2バージョンあり、1つは手塗り・もう1つはPC彩色。手塗りカラー原画はフランスのルーブル美術館の展示会で展示され完売。フランスで販売された手塗り版のシールも日本では1周年記念の作品として限定発売された。今では入手できないため貴重。
大きな違いは、絵の具による手塗りだけでなく、キャラクターのイラストも違うものがいくつかある。
『041洗濯鬼』の手が「フランス版」と「日本版」では違う。また『042うちわのり』も和服と洋服で服装が違うのだ。
◆ノーマルシールの台紙が大変だった時代
後は、ノーマルの印刷を「クッキリ印刷」と「レトロ印刷」の2つがあり、どちらの方が反応が良いかをためしてみている。結論から言うと、オトギークは「クッキリ印刷」(インクジェット)が良いということで、そちらに絞った。
この頃は、ノーマルシールの裏台紙(剥離紙)を1枚1枚貼り合わせて作っていたので大変だったのである。これがレトロ印刷(レーザー)だと貼り合わせ作業をしなくてすむので、2バージョン作ってテストしたというわけです。
ちなみに現在では、ノーマルシールの台紙(剥離紙)が、はじめから無地のものを発見したため、それを大量に購入し、1枚の単価を安価にしつつ、両面とも剥がすことなく印刷しています。
浮いた価格でノーマルシールにもラミネート加工をすることができるようになり、結果的に費用対効果を意識し続ければ、品質も徐々に向上していきました。