シール解説&裏書考察
万引き老人などは、この手が多いらしい。商品が欲しいのではなく、かまってもらいたいから万引きするみたいね。オランダって国は介護が盛んで国の税金も手厚く老人介護に回されているのだけれど、それでも老人の自殺率は減らないというデータがある。高額年金で介護も国がしてくれるから一人暮らしの老人が多いわけだけれど、やはり孤独な気持ちといった心のケアには対応できていないのが現状らしい。
そんな介護先進国と言われるオランダが最近とりくんでるのが「アルツハイマー村(認知病村)」という計画である。村人全員が認知症の人でスーパーや美容室など店の店員などは介護スタッフが担当する。町全体がボケているからボケがボケでなくなるという発想。ちなみに名前は「hogewey」(ホーゲヴェイ)という。
これで街が機能するということは、ボケの認識を改めないとね。まぁ、認知症の薬も進行を遅らせるものだけれど脳の刺激で認知症の薬が効かなくても進行は止まったという事例もあるし。
ちなみに絵柄の靴が片方「赤いハイヒール」なのは、その昔、近所に徘徊する老人がいまして、なぜか毎回片方に赤いハイヒールを履いているんだよ。これも心理的な意味が含まれているのかもしれない。靴にまつわる思い出が行動に表れているとかさ。研究者じゃないのでそこまで追求はできないけれど、そういう側面で物事をとらえることも大切。
そういえば日本にも「山婆・山姥」(ヤマンバ)「山爺」などと言われる妖怪が登場するけれど、あれって姥捨て山に置き去りにされた老人が山で生き残った姿なんだよね。食糧不足で老人を山に捨てる風習が昔話に存在するわけだけれど、それが集落を作り山で生活をしていると。まぁ、富士の樹海にも街があって人が生活しているからね。(普通の住民です)生死は精神力であって場所は関係ないのかもしれない。