2015年11月11日:より良いシール改善のため設備投資として8台目プリンターを購入!

本当は9台目なんだけど1台アルプス売却したから8台目。今週中には、さらにもう1台違う機種が届く。

本来アルプスの熱転写プリンターなら印刷1台ですむのだが、白インクが販売停止ということでプリンターを改造してシールを作らなくてはならなくなった。(でもアルプスのジャンク品を自分で修理したのがまだ3台ある・笑)

 

なぜこんなに印刷機が必要なのか?

表面を印刷する機械、裏面印刷する機械、白印刷する機械、ノーマルとキラキラを印刷する手順など全て違う印刷をしなくてはならないからです。

ちなみに8台全部を使うわけではなく、まんがいちのための予備機械も含めての数。

 

アルプス熱転写プリンターがよいのは、薄ければどんなモノにも直接印刷できること。特殊印刷も簡単にできる。でも白インクが販売停止なため、見切りをつけて新しい手法を研究してきたらこうなった。(汗)

ちなみに、アルプスも改造すればインク自作できたりする。手間かかるから買った方が早いけど、白インクが生産中止なわけだから大問題。(白がないとキラシール作れない)

今後何年もシール制作して生きて行くつもりなら、古い機種に甘えてはいられない。だからアルプスを使わないでシールをハンドメイド制作しているわけ。

 

とはいえ、、、今ある機種、全部メーカー生産中止してるのばっかりだけど!(笑)

でもインクは生産してるからよいのよ。大切なのは改造できるかどうかだから。

 

新機種も改造

今ある機種も改造して白印刷できるようにしてるんだが、今回購入したプリンターは、改造により海外のインクが使えるのね。

日本メーカーって、プリンターは安価だがインクが高価。でも海外は同じインクが安価に手に入る。

これで印刷が綺麗に出れば、かなりコスト削減できる。(まだ付属のインクが、あるため切れたら試す予定)

 

もう一つ購入理由が、数ミリ単位だけど少し大きな面積が印刷できる。

例えばコレ。シールは大きさ比較用なので関係ないのだけれど、印刷した線に注目。

左はシールと同じ長さだが、右は1mmほど小さい。データは同一なのに、印刷する紙や機械が違うだけで、ズレが出てきてしまうわけだ。(ちなみに左が今回購入したプリンターの線)

 

このホンの小さなズレが重なると両面を手で貼り合わせるさいにバランスがおかしいのが度々出てくる。

改善はしたいのだが、シール台紙は200枚で1万円ぐらいするので、なかなか気軽に、印刷できないわけですよ。インク代も高額だしね。

そこで、長年の研究により開発できたのが前回Blogで書いたオリジナルのシール台紙を安価に作れる薬品の発見!

 

ひとつコストダウンできれば他の質向上にあてられる!

薬品塗り塗りしまして〜

ペロリんちょ!と剥がせます!

実は専用で、簡単に剥がせる薬品って存在しているのだが購入して使ってコストを計算したら、同じ枚数作るのにシール台紙を購入するよりも高くついたのね。

だから悩んでいたのだが、思わぬ発見でシール台紙を安価に作る手法を編み出したのでよかったです。

これで、気軽に裏面印刷の実験が開始できる!

 

サイズ印刷の実験でコレだけ紙を使用する!

シールサイズ改善や、表裏両面を貼り合わせ改善のためにデータをいちからやり直す。

パソコン内のcmとか大きさは実寸サイズとは、かなりズレがある。(まぁ数ミリなんだけどさ)

でもって印刷するプリンターによっても紙に出てくるサイズや位置がかなり違う。(これも数ミリなんだけれどね)

 

たった数ミリでもシールにとっては死活問題。アタリ線を大きくとればよいなんて発想は論外だから。

だってあなた、シール1枚を50円〜100円で売るのに、そんな事してたら生きていけませんよ。(そこからさらに経費を抜くわけだからね!)

だから数ミリほど、大きく印刷できて、なおかつ海外インクが使える機種を探して購入したわけです。

 

消耗品のコストを抑えられれば、その予算を別の部分に回してシールの質を向上することができる!

 

わけです。最終的に納得のいくものができれば、新旧交換してもよいしね。(まだまだ先は長いけれど)自由が利くのがハンドメイドの良いところ。

そりゃ、金をかければ質の良いオモチャはできますよ。でも原価あげると売値高くなるわけよ。

貧乏人や子供は買えないなんて、駄玩具にすら格差社会が適応だとでもいうのかと?

高級品で質が良いのは、当然なんだ。だからって安価なシールの質が悪いなんて言うのなら、とりあえず体育館裏に呼び出しだ!

んで、俺は体育館には行かないからずっと待ちぼうけの刑だ!(笑)

 

よーするに安価だからって質に妥協はしたくないわけ。でも予算がないから、少しづつ質を向上するしかないのよ。

今回の1周年記念作品によって、設備投資も少しできたし、これは信じてこの1年間ついてきてくれたコレクターさんのおかげでもあるわけです。(後日無料プレゼントシールを用意したいと思いますので、楽しみにしといてください。)

実際は、この倍以上の紙量印刷してるから凄い厚みだ。本作れるぐらいある。(笑)よーするに、このぐらいの量が印刷実験には必要ということです。

 

新しいプリンターで印刷実験

とりあえず海外インクを買うためにはプリンター付属のインクを使い切らないといけないのでガンガン印刷実験をしてみる。すると、、、

なぜか紙下の方に汚れが出る。不良品?カラー印刷が問題か調べるために裏面モノクロ印刷。

今度は汚れが出ない。そのまま同じように表面をモノクロ印刷。

なぜか表面の絵柄を印刷したときだけ汚れがでるみたい。(汗)

 

高級な紙で印刷してみた

全然汚れはでないし発色もよいときたもんだ!どうやらプリンターも格差社会のようで、、、(笑)

うーん。先ほどの紙に汚れが出なけれはラミネートかけて50円の引き物シールできたのになぁ。

では逆に高級紙にラミネートかけたらどうなるか実験。

うん。耐久性が上がったね。試しに水をかけてみよう。

高級な水を高級な紙にぶっかけてみる。

恥ずかしい染みにならないか、時間経過を待ちティッシュで拭いてみる。

ふきふき。

モーマンタイ!水も弾くよ!いや違う、、、

アルプスの水 も弾くよ!

うわ〜、振りが長いボケだこと。(笑)

 

ラミネートの硬さ

パズドラマンよりは柔らかく、ビックリマンよりは硬いかな。

ちなみにラミネートにもたくさん種類がある。100円以上の価格帯にはラミネートしようかな。

50円とかの価格帯だと、安価なシール用紙を探さないとラミネートは予算的に厳しいかもしれない。

これカードだと50円でラミネートとか容易いんだけれどね。シールって粘着あるだけ高いし用紙も限られてくるから大変。

選択肢が少ないというのは、厳しい問題なのです。

 

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