「妖怪レスラー」のフィギュアが販売開始となりました。
素材が様々ありますが、ここではざっとご紹介。
◆消しゴム
80年代ではおなじみの「消せない消しゴム」です。(笑)ゴム素材は固まる硬化時間が遅く通常は5~24時間とかかかります。
それを調合配分とか研究して独自開発し、
30分~にまで短縮することが可能となりました!
これ結構すごいことなのですが、
誰もホメてくれないので、自分でホメときます。(笑)
ゴム素材じたいも自作しているため、
粘土化や流動性、硬さなども調節できます。
ゴムの原材料も高価ですが、
なによりも量産型が壊れやすいのが特徴です。
造形(原型)を制作して、
「型」に起こすまで3日はかかるのです。
この「型」が壊れたら単純に、
丸3日ほど時間が必要なわけですよ。
どうしても型の硬化時間があるので、
両面合計して2~3日はかかりますから。
そのため、消しゴム人形は貴重な品物ともいえますね。
◆クリスタル蓄光
クリスタル(透明)な素材に、
蓄光(夜光)を混入して作る素材です。
ゴムにすると24時間かかるため、
硬質素材のクリスタルにしてみました。(これだと5分)
※現在ゴムの硬化時間の短縮に成功して1時間ぐらいで蓄光ゴム素材も硬化可能です。
今回はクリスタル蓄光なので、
透ける感じを保ちつつ光るようにしております。
ちなみに材料費の原価は1番高額です。
◆彩色
プラスチック(硬質レジン)に、
筆で着色したフィギュアです。
エアブラシとかあれば
綺麗に塗れるのでしょうけれど、
部屋で作業しているため使えません。(サイズが小さすぎて無理かな?)
そのため筆で1個づつ塗っています。
塗料はアクリル絵の具です。
プラモデル用の塗料のほうが発色がよいですが、
シンナーに長時間さらされるため身体壊します。
だから身体に害のないアクリルを選択します。
一応、塗装が剥げないように
ニスを塗ってコーティングしていますが、
プラモデルなどを作っているような方は、
金銀版を購入して自分で彩色しても面白いかもしれませんね。
◆プラスチック(疑似ソフビ)
いわゆる硬質レジンを、
空洞にして疑似ソフビ化したものです。
レジンには硬質と軟質があるため、
素人でもわかりやすい表現をしようと思いまして、
「プラスチック」という言葉を使っております。
5分で固まり、
型も壊れにくいため、量産しやすいです。
ざっくりと紹介いたしましたが、
価格帯はインディーズ業界最安値だと思います。
80年代に、また一歩近づいた。(笑)