2016年12月28日:第1弾「がんばれ大将軍」若武者兜AB解説

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解説

がんばれ大将軍」は不のイメージを連想させるものはいっさい取り入れないというルールがある。これは復興支援のために売上げの一部を寄付する目的で作られたためである。

 

だからといって無理矢理笑顔の絵柄を描くなんて行為は偽善的で俺は好きではない。そこでWシールの特性を活かすことにした。1枚目は兜をかぶり舌が長い妖怪っぽい印象を与えつつ、実は2枚目の絵柄で子供が兜をかぶって舌を出していただけだったというオチ。

 

無理矢理作った笑顔ではなく、子供の自然な笑顔にしたことで、子々孫々と笑顔になれる未来を築くため今を頑張ろうではないか!というメッセージがこめられているのだ。

 

裏書の意味

端午の節句に子供の日 厳しい世に負けない 強い志との願い込め 兜を飾りし兜を被りし 幼き心にも優しさ光 これぞ侍魂!

 

子供がイタズラで兜をかぶって舌を出しておちゃらけているように見えるが、実際はそうではないということが裏書を読むとわかる。子供には子供の意思や信念というものがあり、大人になるとそういう心を子供だって持ち合わせていることを忘れがちになってしまう。

 

子供は子供なりに、復興支援の役に立ちたいという意思表示をしていて、その結果として飾られていた兜をヘルメット代わりにかぶり復興支援に協力しようとしていたというストーリーが裏書の意味にはあるわけだ。

 

例えば、、、

「親が子にたいして災害や支援などを説明するときどう答えるのだろうか?」
「もしも親と生き別れたり死に別れたりしたらどうするのか?」

 

当たり前の日常が、明日も続く保障はない。たかがシールといえども意味がありメッセージはこめられているわけだ。それをどう読み解くかも重要だが、こうしたシールやカードやオモチャを通じて親が子に教えられることもあるだろう。そういうオモチャを俺は作っていきたいのだ。そして作り続けるのだ!

 

【がんばれ大将軍】詳細はコチラ

 

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