2019年1月6日:大晦日あだちさん祭り(ドラえもん祭り風の言い方で・笑)

去年の大晦日の話の経緯までを少し公開。

現在進行形で正月も、あだちさんと仕事してるので、
忙しくてブログ書く時間があまりないのだが隙間時間で書いていくことにする。

 

事の発端は、以前に説明したように俺の企画書から始まっている。
企画書は全部で5枚あり、あだちさんに見せて気に入ってもらえれば一緒に仕事できるという流れ。

 

俺の企画書は次の5つ▼

1.デンドロギガスのボードゲーム化&書籍化
2.ネクロポリスの迷宮(すごろくカードゲーム)
3.レトロゲームブック
4.もしもの歴史パトロール
5.元素ですか~!(シールゲーム)※メルファン用の企画

 

え?シールじゃないの!?と思われた方も多いだろう。

全部アナログゲームの企画書なのである!(シールはオマケで付属する)

 

あだちさんは仙人や知恵袋と言われる<企画の人>であり、イラストも描けて、小説も書けて、ゲームも作れるが、俺が思うには基本的に発想力の人という印象なのである。

ネクロスの絵師と思っている人が多いのかもしれないが、それは1つの側面であって、作品というものはトータル的にみなければ成立しない。

 

「ネクロスの要塞」「天外魔境」「魔神英雄伝ワタル」も、あだちさんが考えたわけで(ここらへんの裏話も聞かせてもらった)レッドカンパニーが企画会社であるからには、その創立者が企画の人間であるのは必然である。

そんな大御所の企画に幼少期から影響された俺だって、今では10年かかると言われた企画を1年で通したり、作家として雑誌連載もったり、ARTの公募で賞もらって評論されたりとそれなりの実績はつんできた。

 

でもそういう実績とかキャリアなんてものは、やがて色眼鏡で見られるだけになってしまう。

そういう事を抜きにして、純粋なる情熱でぶつかり合いたいというのが、今の俺の気持ち。それを企画書にしてぶつけてきたという事。

Zineenという何者でもない1個体である生命体というだけの人物が考えた企画という部分に意味がある。

 

すると、あだちさんが「ネクロポリス」の企画を気に入ってくれて持ち帰り、
その企画書で「デンドロギガス外伝」でやろうという話になった。

でも俺は、この2つは別企画でやりたかったので断り、真意を伝えた。

 

自分には2つやりたいことがあると。。。

 

1つ目は、あだちさんと一緒に自分発信の企画で情熱をぶつけ合いたい。これは<夢>である。それが今回の企画書。

2つ目は、幼少期から、あだちさんの企画した玩具やゲームやアニメで育った<恩>を返したい。それがデンギガ。

 

つまり<夢>と<恩>の2つのベクトルがあり、
優先順位は<夢>が先で<恩>が次であると伝えた。

予算をかけるなら1の自分発信の企画が先決。2は予算が余ればあればやりたい。
もしも、あだちさんと一緒に企画を考えていく仕事ができるなら、すぐに用意して準備にとりかかれると伝えた。

 

そして、あだちさんから「一緒にやろうと」OKがでて今に至る。

こっからの話が、また長文になるので、そのうち時間ができたら書こうと思う。

 

とりあえず、かいつまんで話すと~~~

大晦日に、あだちさんの自宅に招待されて、8時間もぶっ通しで話してきて、一緒に年越しソバ食べて来ました。(笑)

 

帰宅してから議事録まとめて、新年迎えて3日で試作品を作る。5日に知人を誘ってボードゲームカフェに視察に行き、店にいた知らない人達と相席してゲームしながら市場調査。その後にテストプレイ。

 

テストプレイの意見をまとめて、ばさっさり切り捨てないといけない箇所がけっこう出てきた。新しい案を考えて、試作品バージョン2を作るのが今の状態。

ちなみに「ネクロポリス(巨大墓地という意味)」というタイトルは、今現在は変更しています。もう3回ぐらいタイトル変更になってるけれど。(笑)最後にリリースするまで、わからないです。

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