水面下で進行し、さらなる飛躍を遂げたと以前話しましたが、その内容を公開します。それは、、、
フランスのルーブル美術館ART FAIR審査を通過して、オトギーク原画&シールが展示!そしてなんと 完売 いたしました!
全て完全手描きのカラー原画を展示
これがカラー原画バージョンのサンイーグルです。絵の具で塗ってある事が見てわかります。なお、、、
カラー原画はフランスで完売したため手元には現在ありません!
現在6弾発売前のためブログで全部公開できませんが、原画はサンイーグル以外も展示していました。
手描きカラー原画をスキャンしたシールも付属
原画にはシールも付属されています。以前、第六弾オトギークには海外版があると告知しましたが、これがソレですね。
通常版との違いは、カラーを全て手塗りした原画のスキャンシールという部分で、先ほど申し上げましたがすでにカラー原画は売却済なため元データはシールのみです。
比較!アナログの一発勝負感も見どころ!?
左:海外版
右:通常版
比べるとわかりますが、色ムラの他にも手の持ち方が違います。海外版は原画をスキャンしてるためミス箇所もそのままなんですね。一方、通常版はミスした指を合成にて修正しています。こういうデジタルではないアナログの一発勝負感も見所です。
駄玩具を芸術にする活動
とりあえずこの目標はクリアできたかと思います。もちろんToyArt作品として活動は今後もしていきますが。
駄玩具の駄を取り除いたらダメなのです。ダメの中にある良さを伝えることが大切なのですから。
美しいモノが芸術というのであれば、その美的価値観や美の基準はどこにあるのでしょうか?
あなたが首長(クビナガ)人種を見て美しいと思わなくても、彼らにとっては首が長い事が美の基準なわけです。
PublicDomainPicturesより引用
綺麗なモノが正義で醜いモノは悪であるならば、生まれつきマイノリティな人々や奇形な姿をした人々の存在価値はないのでしょうか?
私はそう思いません。
だから私は無価値の価値を創造するのです。作品を生み出し続けるのです。
数年前から決められている流行ファッションも、皆が雑誌とメディアを捨てされば存在しないと同じ。つまりは文化や環境の差異なのです。
知っていますか?フランスと日本ではウツ病になる原因が真逆であるという事を、、、
同じ病でも原因が真逆になることさえあるのです。不思議ですよね?結局、自分の意思だと思っていたものが実は外部による概念でしかないという結果ですから。
子供から大人まで気軽にコレクションできる作品を!
あなたが大人であるか子供であるか、私には知るすべはありませんが、自分の人生を駄目と感じる瞬間は年齢差にかかわらず誰もが経験するのではないでしょうか?
ツライ、悲しい、苦しい、そんな駄を感じる時でも楽しい気分にしてくれる。それがコレクション世界かと思います。
シール、カード、人形、etc、他人から見ればガラクタでも、あなたからすればお宝です。
駄目なのが良さな駄玩具。実に不思議な概念です。「駄を受け入れ、それを魅力に切りかえる。」これは人の心にも同じ事が言えるのではないでしょうか?つまりは・・・
駄目な自分を受け入れ、それを自分の魅力に変えていく。
だから私は、子供から大人まで気軽にコレクションできるART作品を作りたかったのです。
固定概念を崩した先にある本質
これは自分の作品における共通テーマでもあります。
童話、昔話、偉人が残した物語には、現実の厳しさた醜さなど教訓が散りばめられていますよね。おとぎ話をモチーフにしたオトギークもまた同じく教訓を隠しメッセージとして構成しております。
私の作品には全てに意味が存在します。そしてソレは、一つの視野だけでは理解できない作りになっているため、様々な角度から考察する必要がある仕組みにしております。
知って選択しない事と、知らずに通り過ぎる事は違うのです。
だから私は作品にメッセージを込めるのです。