2016年6月4日:第2弾「オトギーク」カプセル助清(太)

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シール解説

月軍「注射鬼」の対キャラということで、同じ医療の関連するカプセル薬にしてみた。

はじめは医療麻薬みたいなキャラを考えていたのだけれど、注射器との相対をイメージしにくいので、伝えたい事柄を引き継ぎつつキャラのみを変更することに。

注射器が、使用する人間の目的によっては人助けにもなれば、人破滅にもなるといったメッセージだったので、薬も医療薬として使われることもあれば麻薬として使われることもあるということを伝えたかった。

有名なところではカリフォルニア州などはマリファナが医療麻薬として認められているけれど、アメリカ合衆国の法律では禁止されているという矛盾が生じている。(取り締まる人材不足で放置されているだけ)

これも法律が州と国のどちら側に依存しているのか?というパワーバランスの問題でもあるけれど、病気で苦しみを和らげるために医療ドラッグが必要な人がいることも事実なんだ。

例えば、一般的な例題としては「モルヒネ」という痛み止めの薬がある。
入院するほどの大きな手術したことがある人は病院で体験したことがある人も多いだろう。

自分は、病院で生死にかかわる手術をした経験があるのだが、モルヒネが効きすぎて病院で幻覚作用が出て非常に恐怖を感じた思いがある。

アッパー系な効き方だと頭がフワフワする程度でいいのだが、

ダウン系な効き方だと、いつまでも終わらない夢を見続ける。

現実だと思っていたものが夢で、夢から覚めてもまだ夢の続きにいるという状態。

全身麻酔後とか、体中が管だらけということも関係しているのかもしれないが、
とにかく医者に言ってモルヒネによる痛み止めを使うよりも痛みを我慢するほうを選択した。

自分にとっては、そのぐらい薬は効きすぎるわけだが、
今度は管が体内に当たって痛くて眠れない。(笑)

もう痛くて痛くて、寝ることができないので、眠気の限界値まできて気絶する感じで睡眠をとるといったような日々が続いた。

結局は、AとBのどちらを選択しても地獄なわけだけれど、
それを和らげるだめの医療薬という考えもあることは事実。

選択するのは自分自身ということで、両手にカプセル薬を持っているイラストなわけ。

ちなみに顔がおもいっきり白塗りで気持ち悪い感じになってしまい、
「なにかに似てるなぁ〜」と思っていたら犬神家の一族のスケキヨに似てた。(笑)

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