2016年4月11日:第1弾「オトギーク」月野うさぎ(月)解説

オトギーク

シール解説

英はイギリス、濠は豪でオーストラリアの略。オトギークは実際の社会問題など事実が裏テーマにしてある。この「月野うさぎ」シールは、月にいるうさぎという意味もあるけれど、裏テーマとしては、オーストラリアにおける「うさぎ問題」をとりあげているのだ。

 

オーストラリアは島国のため、ウサギが大量繁殖してしまい草を食べられることで砂漠化が深刻問題である。

 

もともとはオーストラリアにウサギはいなかったのだが、イギリスが船にのせて輸出したさい、数匹のウサギが逃げ出してしまった。その逃げ出した数匹のウサギは、みるみるうちに繁殖を繰り返してしまい、やがてオーストラリアを絶滅しかねないほどの社会問題に・・・。

 

あるべきものは、あるべきところへ収まっているものを、意図的に移動した結果、思わぬ事態を招くということはよくあることだが、たかがウサギでも世界を滅ぼしかねないという教訓でもあるわけですな。

第1弾 オトギーク(80年代風シール)全24枚入り

 

追記

と、ここまでの文章が2014年に書かれた記事。現在2016年に改めて追記を書く。
今の段階でオトギークの下書きは30弾まであるわけだけれど、このウサギが重要なキーポイントになってくる。

カグヤが太陽エネルギーを奪おうとする目的も、ウサギの食欲により月の食糧自給が減少して星そのもののエネルギー源が保てないことに原因があるわけで、
単純に勧善懲悪ではなく、月には月の理由があるわけだ。もちろん太陽には太陽側の理由がある。

そういう深い「おとぎ話」がオトギークなのである。

 

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