「妖怪レスラー」のフィギュア版をそろそろ量産しないと間に合わないのではじめる。今回は3体が新造形(ロクロマスク・ゾンビマン・ブエルマン)なので原型作って型取り。。。
型取りに3日間もかかる。(泣)
両面固まるのに2~3日はかかるとみていい。この待ち時間が苦痛。なんとか新しい手法を発見しないと厳しい。
ブエルマンがいない!その理由は・・・
上がゾンビマン。したがロクロマスク。ブエルマンだけないじゃねーか!その理由は・・・型取りが失敗したんじゃぁ!!!!!
こんな感じで失敗です。再び型を作るのに3日もかかる・・・
離型剤を薄くしたのがダメだった。かといって厚塗りすると白いカスが残る。ここらへんの問題が解決できない。というか、ゴム素材の抜けの悪さったら難しいのなんのって。(汗)
「妖怪けん玉」と「妖怪レスラー」の成功率の違いを検証
「妖怪けん玉」はゴム素材なのに失敗率が少ない。「おとろし」もそこそこ上手く抜ける。それに比べて~~
「妖怪レスラー」の抜きにくいこと。型がすぐ壊れるし、できあがったフィギュアも破損が多い。例えばこのホラーマン。足が裸足という造形なのだが、型から外すさいに指が千切れやすい。
違いをまとめてみた
導き出された仮説
硬質レジンで複製してみた
やっぽ硬質レジンは量産向きだわ~(笑)5分ぐらいで固まるからね。ゴム素材なんて数時間かかるから。固まったかな?なんて触ったらフニャフニャですよ!もうバイアグラでもまぜてやろうかってなぐらい固まるのに時間かかりますよ。
バリを綺麗にとってないけれど、細かいモールドも再現されててゴム素材よりも楽。ちなみに右後ろのゾンビマンは、背中の肉が剥がれて背骨が出ている造形なだけで、抜き型に失敗したわけではありません。念のため。(笑)
量産パターンのまとめ
左が硬質レジン。右が軟質ゴム素材。
とりあえず、型取りに3日かかるので、硬質レジンで抜けるだけぬいてフィギュアを量産。ある程度量産したらゴム素材で量産して型が破損したら終了という流れにしたいと思う。ちなみに型抜き屋(業者)に依頼するとシリコン型代のみで約5万円します。(フィギュアの量産代は別途)
自作ゴム素材の開発は、色も自由だし硬さも調節できるし中空も可能というところまで成功しているから、あとは量産パターンぐらいなんだよなぁ。
とりあえず丸い塊なら量産しやすいみたいなので、そこらへんも考えながら新作を作らないといけない。あとは大きいほうが成功しやすいというのもある。大きいと材料費が高くつくのでコスパを考えると難しいところ。