今までの経過を知らない人は過去記事を読んでね。
1周年記念作品で忙しいなか、睡眠時間を削ってまで実験開始しましたよ。
新たな素材を試してみた
とりあえず最後の砦となる素材が届いたので古いメス型で試してみた。
説明書には13時間で硬化すると書いてあるのでしばらく放置。
13時間後…
形から外すと、何かイヤな予感がしたけれど、、、
とりあえず完成!しかし…
うん。肌色のゴム人形ではある。でもひとつだけ違うんだ。それは、、、
あなたは左右のアシュラマンの違いが、わかりますか?
作りたい素材は、左の塩ビ消しゴム人形なのに、 実際できたのは右の素材 と同じなのである。
これじゃないんだよ!作りたいゴム素材わぁ!(泣)
自分の理想とする素材がまだ存在するかもしれないから、悩んだあげく業者に問い合わせしてみたんだ。
問題は硬度と粘度と硬化時間なわけだから、それがクリアできている素材があるかどうかで、この研究をやめる否かが決まる。
注目の返答は…
自分で薬品混ぜて調合するしか方法ないってさ!
でも、混ぜても大丈夫だという答えを頂けたのは貴重な情報なんだよ。
有害物質が出ないのなら、硬度と粘度と硬化時間が納得できるものを 自分で開発する のみ!
ついにこの日がやってきた!
素材はゴム
色は自由
硬さも程よい
硬化時間も数時間
粘度は液状化
キタ━(゚∀゚)━!
全米が泣いたよね。いや全俺が泣いたわ!ついにキタ!
安価なゴム人形の完成
コスト削減していけば、数百円で販売できると思う。なんてったって、自分で配合して作るんだから自由度が違う。
これぞ作りたかった素材!10万円以上つぎ込んだかいがあった!
消しゴム素材を比較してみた
左から【自作ゴム粘土】【素材1】【素材2】【素材3】【完全体ゴム素材】
※実際にはこの倍以上の素材を購入して使ってます。量販店で販売されてるような素材は、だいたい全部買って試し済み。
左はドキドキ学園で、右はキン消し。
ラメを入れるには元素材が透明じゃないと難しい。ラメは成功したが気泡が凄いのと、白い物質が浮かび上がるためボツに。
左はSDガンダム、隣はSDのSD(笑)右はチビ消しの顔がバツイチのブラックホール。
この素材は時間経過で縮小してしまいチビ消し化してしまったのでボツに。小さいモノを作るなら造形も小さくしないとね。
今回紹介した伸びるゴム素材。右は鬼太郎。ちなみに暗闇で光る。
この素材は使えるんだけれど、コレクターは注意して保管しないと大変なことになる。一応、例をあげておこう。
小豆洗いの伸びるゴム人形。一見すると普通だが、、、
複雑骨折してるやんか!
これ温度高いと溶けるんだと思う。他のも比較しよう。
こちらは鏡爺の伸びるゴム人形。
顔が潰れて、のっぺらぼうやんか!
妖怪の性別さえも変えるとは恐ろしい素材だ。
最後はコレなんだが、、、
元の形すらわからんわ!
アメーバかよ!とツッコミたいが、これ本当にヤバイんだ。次の衝撃写真をお見せしよう。
聖闘士星矢と、
ワタルと、
スケバン刑事と、
魔界村と、
キノピオの消しゴム人形が、、、
伸びるゴム人形により合体してしまった!
本当にアメーバかよ!
このぐらいやっかいな素材なので、伸びるゴム人形は保管には注意してもらいたい。
左はスーパーマリオと思いきや怪奇マリオ(笑)右はキン消しと思いきやパロディファイター。腕がないのは初めからというパチものだ。(笑)
素材開発に成功した今、こんな人形も作れるはず。 来年の展開が楽しみですね!
↑欲しい人はお早めに。