2015年3月29日:80年代シール表現こぼれ話『ヘッドにハイライトをいれない理由』とは?

気がついている人がどれだけいるかわからないけれど、第3弾まではノーマルキャラには、白いハイライトをいれて、ヘッドキャラはベタ塗りのみである。

これは、80年代の初期ビックリマンや、レスラー軍団シールが、そういう表現をしているからである。

 

80年代の初期ビックリマン、レスラー軍団シールを考察

自分なりに考察してみた結果、おそらく当時はパソコンで配色はせずアナログ手塗りでカラーリングしていたため、ヘッドはキラ素材に白色を先に印刷しなければいけない関係上、グラデーションやハイライトなどをいれないで、ベタ塗りにしていたんだと思われる。

 

これなんか白いハイライトに見えて、実は印刷がズレてカラーがはみ出しているだけ!(笑)

雑誌の表紙なのに、、、

 

ちなみに近年のパズドラマンやシンオクなどを比較するとグラデーションで絵に立体感がある。

これはこれで、スタイリッシュでカッコイイのだが自分が作りたいのは、80年代チープ感なので、そこはこだわりとしてベタを採用してきた。

 

時代経過によるカラー表現の違い

シールに限らず、80年代は漫画やゲーム設定資料本などのキャラもベタ塗りが多い。

多分ゲームは、ファミコン全盛期でグラフィックに使える容量が少ないために、色が少ないのではないかと思われる。

 

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