第11弾「オトギーク」ストーリー

第11弾「オトギーク」解説

巨大宇宙船【タケトリ】に乗り地球へと降り立つ【月女帝カグヤ】。

その目的は、自分の配下にパワードスーツ&戦闘機を授け、 さらなるパワーアップにより、サンボットを破壊することが目的であった。

【ムーンウラシマ】に、パワードスーツを授けた後、 森林に向かい【ムーンキンタ】にもパワードスーツを与える【月女帝カグヤ】。

前回の森林戦で<木の玉>を入手した【ムーンキンタ】だが、 【海蛇王ハクジャ】との戦いに敗北。屈辱の怒りで戦闘機【マサカリボット】に乗り込み森林破壊を再びもくろむ。

再び森林に襲来した【ムーンキンタ】を阻止すべく、 【パンサーボット】で駆けつける【サンパンサー】が森林に到着すると、

100万馬力のパワーを発揮した【ムーンキンタ】が大暴れしていた。

【海蛇王ハクジャ】は竜宮城に向かいこの場にはいなく協力者は得られない。 強敵を前に苦戦を覚悟で戦いにいどむ【サンパンサー】であったが、その瞬間<木の玉>から木の枝が伸びてくる。

「あれは!」

驚きの顔とともに、枝の存在に真っ先に気が付いたのは【ウッド王子】。 【ムーンキンタ】に切りつけられて枯れてしまった【森林女王フォレスト】。

そう【ウッド王子】の母であり<木の玉>を所有していた彼女は、 屍となる直前に【ムーンキンタ】に呪いをかけていたのだ。

<木の玉>から枝がグングンと伸び、 やがて身動きがとれなくなる【ムーンキンタ】。

「う、動けない!」

「いまだ!必殺!パンサーサンダー!」

拘束された【ムーンキンタ】の隙をつき、いっきに必殺技を仕掛けた【サンパンサー】。 接戦になると思われた戦いは、瞬く間に決着がついてしまう。

時を同じくして海にある竜宮城では【ムーンウラシマ】の襲撃を、【サンシャーク】が食い止め勝利。

丁度よいタイミングで無線通信から【サンイーグル】の声が鳴り響く…

「こちらイーグル、サンボット合体の準備を頼む!」

【地底女王蟻巣】の姿を元に戻し、【イーグルボット】で火山から脱出する【サンイーグル】。 合体の合図を受け【シャークボット】に乗り込む【サンシャーク】。同じく【パンサーボット】に乗り込む【サンパンサー】。

その光景を前にし、パワーアップのため、わざわざ地球に降り立った【月女帝カグヤ】は、 瞬時に敗北した【ムーンキンタ】に怒りを抑えきれず・・・「カグヤスラッシュ!」という必殺技で【ムーンキンタ】の首を跳ねてしまう。

「天候悪化のサンボットに何ができる!?まだ策はあるわ!」

そう言い放ちながら【ムーンキンタ】の首を持ち上げる【月女帝カグヤ】。 なんと!【ムーンキンタ】の頭皮が離脱し<金の玉>の破片が落ちてきた。

「感じる…感じるぞ!?モモタの肉体に宿りし貪欲の存在よ!そなたの望みを叶えよう!」

火山から飛び出してきたのは【イーグルボット】だけではなかった。

ぐんぐんと巨大化していく鬼の姿!そう【ムーンモモタ】の亡骸に生息吸収した【借金王円魔】が 【月女帝カグヤ】の声に反応して森林地帯にまで現れたのだ。

「その手に持つのは<金の玉>の片割れ!?望みは言わずともがな、 我が肉体の固定化!玉さえあれば体が崩壊せずにすむ!」

【借金王円魔】が【月女帝カグヤ】の交渉に応じようとする。 そして【月女帝カグヤ】は冷静さを取り戻し言い放つ。

「サンボットさえ倒せればたやすい願い。<金の玉>の他にパワードスーツも授けムーンパワーを与えよう!」

こうして交渉は成立し、本来は【ムーンモモタ】に授けるはずのパワードスーツも与え、 【借金王円魔】は【ムーンエンマ】として完全体の姿になる。

両手には<天の玉>と<金の玉>を抱え【巨人モモタ】の肉体を自由に操る【ムーンエンマ】に、 【サンボット】は勝利することができるのか!?

タイトルとURLをコピーしました