今、写真のような(新作試作品)キャラクター線が細いシール&カード作品を作っているのですが、とにかく線が細いと印刷が上手くいかないのですね。
これハンドメイドじゃなくても印刷所でも基本的な作り方は同じで4色カラーの下地に白印刷をしないと色が透けるわけです。
他の注意点としては、カラー印刷箇所より白印刷を数ミリほど縮小しなければなりません。この数ミリの幅はキャラクター線と比例するわけです。
つまり線の太さ分しか縮小できないんですね。ちなみに黒印刷箇所は下地に白印刷しなくても透けないという特徴があります。
そのためキャラクター線を太い黒にする事で、白印刷のズレをおさえるわけです。線が太いキャラクターの場合はよいのですが、線が細いキャラクターだと白がズレるので大変です。
◆少女漫画風のキャラクターだと太線は似合わない
この写真のキャラクター(新作試作品)は、きせかえシールでファッションが切り替わるというギミックになっています。
「少女漫画は線が細いほど儚くてよいので、それを意識している」・・・と漫画家の山本直樹が言っておりましたが、山本直樹って少女漫画家じゃなくてエロ漫画先生じゃないか!と思ったのは僕だけでしょうか。(笑)
冗談はさておき、確かに少女漫画風のキャラクターだと太線は似合わないのです。だから線を細くすることを意識して描いたのですが、今度は印刷の際に白インクがズレるという問題が。。。
今対策を考えていますが、太線に関する意外な理由でしたとさ。(笑)