ストーリー的にも節目になりつつあるオトギークですが、 80年代の当時で例えると・・・
ビックリマンが聖魔和合編の節目
ドッキリマンが牛乳瓶の蓋の節目
といったところでしょうか。(笑)
※当時は牛乳瓶の蓋だけ販売するというブームが少しだけ存在していました。(写真は当時集めていたドッキリマン牛乳瓶の蓋)
オトギークは、裏テーマとして現実社会の問題などを題材に取り上げておりますが、実際に、オーストラリアではイギリスからウサギが外来種として紛れ込んでしまったため増殖し資源を食い尽くされて土地の砂漠化が問題になっています。
今の日本だと「ヒアリ(蟻)」などが毒をもつ外来種として問題になっていますが、海に囲まれた島国だと天敵がいないため生存バランスが崩れてしまうわけですね。同じく日本は人口減少しておりますが、世界的に人口は増加傾向にあり食料自給率は深刻化しております。
アメリカでは動物を使わず肉そのものを生産する人工肉が開発されておりますし、中国ではロケットで野菜を宇宙に飛ばして成長促進させ回収する宇宙野菜が流通されています。(※宇宙に飛ばすと野菜が5倍の大きさになり、それを小売する)
私たちは好きなものを食べられる環境にいる一方で、食料問題などは身近に迫っていることも事実なわけです。
※人工肉や宇宙野菜を肯定否定する意思はありません。現段階で健康にたいする影響などは不明です。問題定義をして考えるきっかけのテーマとしてシールなどの媒体で表現しているという作品です。
これを文章にすると長文で堅苦しくなりますが、 シールであれば裏書三行と表イラストの組み合わせで伝達できることが最大の特徴です。
「映画、音楽、漫画、小説」作家としての表現方法はさまざまありますが、「玩具」でもメッセージを読者に伝えることは可能だと思っております。
玩具作家、ToyArtist、呼び名もカテゴリーも定着しにくいジャンルですが、 伝えたい思いと、表現したい熱意で、日々制作に勤しんでおります。ラインナップ数は増えていきますが、今後もよろしくおねがいいたします。