2016年8月1日:デンドロギガス(準ネクロスの要塞)フィギュア化計画はじめます!

デンギガ ネクロス フィギュア

デンドロギガスとは?

まとめ▼

80年代に流行した「ネクロスの要塞」を原作者、絵師、造形師、そのままで新たなオマージュ作品として復活するはずだった食玩。当時の造形師である内田さんが亡くなられたためにフィギュア化は中断。シールのみが販売された。(原作&シールイラストは天外魔境やネクロスを作ったあだちさん。)

 

知らない人のためにざっくり説明するとこんな感じ。で、あだちさんと保坂和尚さん(シンオク&デンギガ企画者)が「誰かフィギュア化してくれる人がいるかもしれないので三面図版権を販売します」ということで、【フィギュア化したものは保坂さんとあだちさんに無料贈呈すること】を条件に去年シールと一緒にフィギュア化権利を販売。そしてそれを購入したのである。

 

業者に依頼すると80万円~!!!??

デンギガのキャラは全20種類。これを全部造形して型抜き業者に依頼するといくらかかるか見積もりを出してみたら・・・

80万円かかるってさ!(汗)

かといって自分で型抜きしたとしても、コストは抑えられるが手間がかかる。さてどうしたもんだろう?(汗)ここらへんの問題は、とりあえず原型ができてから考えようか。

 

三面図とシールどちらを参考にするか?

デンドロギガス ネクロス

こちらがデンギガの主人公。矢印の箇所に注目してほしい。シールと三面図では、細かい箇所が違ってたりするのである。(図では胸板は素肌で腹筋は横筋。シールでは胸板まで横筋。箱絵は胸板も腹筋も二つに分離。)

 

デンドロギガス ネクロス

こちらも主人公の1人。これもそれぞれ若干イメージが違う。まぁ、ネクロスの要塞も箱絵とカードとフィギュアでは各自イメージやポーズが違ってたりしてたので、そこらへんはわざとなのかもしれない。どちらにしても造形するポイントは次の2つ。

三面図とシールを参考にして造形。指定には極力合わせる。

型抜きの事を考えながら抜きやすい形で作る

 

造形は誰がやるのか?

20種類と数が多いので、Zineen版とコラボ版とで分類。自分で作るのは自由なので試作品という感じで挑戦しようかと。コラボ版は造形作家さんに依頼。現在確定が1名。参加予定が1名。他に造形やりたい人がいればもっと増やすかもしれません。

 

ネクロス風に再現したいのでカード&マップも付属させたい!

デンドロギガス ネクロス

こちらは小学生の頃に集めてた私物。できればデンギガもこのネクロス風フォーマットで出したいのだけれど、カードやマップのイラストをどうするのか?が問題となる。(権利はフィギュアのみのため)

これから保坂和尚さんに相談してみますが、あだちさんのイラストをZineenや他のイラストレーターが描き直してもOKという許可をいただければカードとマップも付属できます。

ちなみにZineen以外に、カードのイラストレーターは1名確定済みです。こちらもコラボ版という形で今後人数増えるかもしれません。

 

フィギュアを温感でカラーチェンジできるギミックも再現?

今後これについては実験していく予定です。色を温感で変化させる薬品は入手済み。温感カラーチェンジのギミックうまくいくかどうかはわからないけれど・・・(汗)

 

すでにオリジナルのゴム素材の開発も成功し、型抜きも油粘土や空気穴を使わない方法をあみ出しているので、業者に依頼するよりはコストを抑えられます。ただ、やはり業者のほうが綺麗に抜けるというのもあり、そこらへんと費用について悩むところ。(業者じゃ温感カラーチェンジはできない)

 

Kickstarterとかで予算集めてもいいけれど、80万以上集めないといけないので微妙かなと。とりあえず自分で試作品を1体作ってみて、それをベースに型抜きしやすい形と抜きにくい形などを研究してまとめて報告していこうかと思っております。

 

誰かがやらなければいけない企画

だと思ってるんで。正当な準ネクロスともいえる作品だし、三面図まであってフィギュアがないなんてシールもってる人はくやしいでしょ?

ネクロスでたとえるとアイス版があるのにチョコボール版は無い状態だからさ。あ、チョコボールといっても向井じゃないよ?(こういうギャグはいらない・笑)

というわけでデンギガのフィギュア化計画のはじまりです。

 

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