2016年8月7日:第3弾「オトギーク」魚雷(月)

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シール解説

サンゴ礁を狙う密漁船が最近減ってきたという報道にたいして、誰かが「サンゴ礁を取り尽くしたからだろ!?」というツッコミを書いているのを見て思いついたシール。

確かに、盗むモノがなければ泥棒も入らないわな。(笑)

 

モノの価値は需要と供給で決まるわけだが、必要か不必要かで決まるとは限らないから不思議だ。

サンゴ礁は生きるためには不必要だし、人間にとって所有しなくても困らない。しかし需要と供給があるから売買されるし、価値があるという情報が認知されてるから高額になるわけ。

 

これを違うモノで置き換えてみよう。

1990年のアメリカのゲーム大会用に任天堂が116本のみ作った「Nintendo World Championships」というファミコンソフト。これは現在オークションサイトeBayで10万ドル(1000万円)で落札されている。

 

サンゴ礁とファミコン。

いっけん違うようにみえるが市場原理は同じなんだよね。数が少ないから価値があるのではなく、市場に魅了されるファンがいるから価値が出るわけ。80年代、ファミコンに魅了されたでしょ?だからコレクターは1千万円出してでも欲しがる。

 

同じように、サンゴ礁に魅了されたコレクターが欲しがるから高値売買が成立する。ただしサンゴ礁の場合は、価値のわからない成金もいる可能性があるため、高いから買うとか、見栄を張るために買う購買層もいるだろうけれど。

 

ちなみに、魚雷はスーマリのキラーをモチーフにしてる。レトロゲーつながり。(笑)

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