「イジワルイ天使」解説

80年代に「イジワル天使」という天使が悪で、鬼が善というシリーズのシールがあった。今回は、余った箔を再利用して多重箔押しができるか実験シールを作るのに、この「イジワル天使」をオマージュした作品を作ろうと思う。

余った箔の再利用で実験してみる

余った箔を使って箔押しシールができると、箔押しシールをもっと頻繁に使えるようになるはずだ。とりあえず実験しながら写真を撮影してみる。うまくいくか?

多重箔押しとは?

「多重に箔を押す事」である。画像の場合を説明すると、金箔とホログラム箔の2種類の箔を1枚のシールに使用している。2回も箔押しをするので手間もかかるし費用もかかる。しかし余った箔を使えば、多少は金額を下げられるだろうと思い挑戦してみた。

箔をプリズムシールに転写

端っこは金箔。炎のようなマークをホログラム箔にしてみた。金箔は定着しやすいが、ホログラム箔は定着しにくいので、多少ムラが出る。あとは線画で模様を作ったほうが箔がのりやすいようだ。

プリズムシールに箔押し

完成。余った箔で作るので、量産は難しいが、通常のプリズムシールよりは高級感を演出するのに使える。箔をたくさん使うシールの後に、こうしたシールを作っていけば無駄なく特殊な演出が気軽にできると思う。

ちなみに裏書はこんな感じ。日本語で「白衣」と「吐く胃」と「箔」をかけたダジャレ(ジョーク)になっているわけだ。

タイトルとURLをコピーしました