段ボール一箱分で約5Kgもあります。これ1個づつ筆でちまちまと色を塗るわけですよ。さらに同じ分量の「ゴム版フィギュア人形」を量産しなくてはならないのですが、これが心配なのですね。
以前から申していますが、ゴム素材は硬化に時間がかかる。パテ埋めなどの修正ができない。抜ける量が少ない。(型が壊れやすい)というヘレンケラーも真っ青な三重苦なわけです。
失敗率が全体の何%に達するかという平均値
現在までの隙間時間に研究を重ねて、多少は型の耐久性がもつ手法を開発はしていますが、実際に作ってみないと原価率にたいする費用対効果が算出できません。
原価を割らなければよいという方向で動いてますが、失敗率が全体の何%に達するかという平均値が出すことが必要なのですね。
そのためにはシールにしてもフィギュアにしても、実際に作ってみなければわからないし、原価を抑えつつ製作日数がどれだけかかるのかを経験し、手間と原価から利益を算出して適正価格が決まるのです。(最終的に失敗率の%を引き算して純利が決まる)
ちなみに現時点では「手間賃」は算出していません。だから安価なわけですね。この手間も努力によって時短できるかどうかを考えることも必要で、そういった企業努力というものが土台にあって、はじめてビジネスとしてのサービスが確立できます。
市場マーケットにたいする心構え
顧客第一主義だとか、お客様神様ですなんて言葉だけなら誰でも言えるわけですよ。
どうすれば喜んでいただけるか?知恵を絞って考えて、実際に行動してみて1歩前進できるという領域。
作業とは作って終わりじゃないのです。販売して対価を得るからには、市場マーケットにたいする心構えも重要だと思うわけです。
ハンドメイド作業のインディーズ市場だからといって、現状に甘んじるなんてことはありません。つねに飛躍し成長し続ける。この作品1つ1つが記録であり歴史となりますから。