シール解説&裏書考察
からだが白い粉でできている砂糖や塩じゃないよ?
危ない薬かよ!
実際そういうテーマのシールではあるのだが。(汗)80年代の漫画やアニメって普通にギャグとして「こ、これはシャブか!?」みたいなセリフがしょっちゅう出てくるんだよね。燃えるお兄さんのワンシーンで砂糖を見て「シャブか!」とボケるシーンとかあったし。(あの漫画は犬のウンコ食ったりと何かと問題のやり玉にあがってたけれど・笑)
これ60~70年代のヒッピーの流れでこういう演出が流行ったのではないかなと推測できる。デビルマンって作品も漫画よりアニメが先なのだけれど、これ俺が生まれる前の作品だから再放送でしか見てないんだが、しょっちゅう「基地外」(カタカナにして読んでね)とか放送禁止ワードが出てくるわけさ。
他にも演出によってキャラ設定イメージが変化する例はたくさんあって、ルパン三世って人殺ししないってイメージがあるけれど、第一話とか不通に殺してるからね。さらには五右衛門との強さの違いはルパンは躊躇なく人を殺せるところにあるなんてセリフまで出てくるしまつ。殺しのイメージがなくなった理由はカリオストロの城での演出とかが原因じゃないかなぁと思うんだ。
多くは自分の時間軸と並列したリアルタイム流行を追いかけて月日が流れて懐かしいなどと言うのだろうけれど、たまには古い世代のものも見つめなおしてみると新しい発見があるはず。だって昔のほうがカオスだからさ。(笑)ルールは作り手のモラルで決めてたから、作品でクリエイターの考えとかも見えてきたりするんだよね。だから俺は自分が生まれる前の作品とかにも目を向けるようにはしているのである。