シール解説&裏書考察
鼻水たらしながら同時に煙も出す芸達者。
かくし芸大会かよ!
もう放送されてないんじゃないかな?【かくし芸大会】。【笑っていいとも】も終了したから「そ~ですね!」とかのセリフも時間経過とともに忘れられてしまい、【ごきげんよう】も終了して「サイコロトーク」も今後は使われなくなり忘却へとつながっていくわけだ。
これ30年近い歴史があるわけです。同じだけのセリフを国民に植え付けようとしたら30年近い年月がかかるんだよね。流行語なんて1年も持たないけれど、こうした心理的刷り込みにおけるセリフや掛け声などは、日常的に使われると常駐化する。そこらへんわからないで単純に視聴率で放送終了する感覚は、正直もったいないのだけれどねぇ。
例えば「マイブーム」って単語。これも「みうらじゅん」が考案した言葉なわけだけれど、今では広辞苑にも掲載される日本語として認識されてしまっている。「頑張る」という言葉も現代では一生懸命みたいな使われ方だけれど、江戸時代では「目を見張って幅広く視野を広げる」というような意味合いで使用されていたという説がある。長い年月で言葉は継承されたが意味が変更されてしまったわけ。
こういう何でもない言葉や単語を人々に認識させて長期記憶にとどめさせて、それを一般化させてしまうという事の価値と、一時的な視聴率では比較したときのビジネス的な付加価値は、どちらにあると思いますか?