シール解説&裏書考察
眉が太くてタンソクでマントをしている男の子だぞ!
う~ん・・・まったくかっこよくない説明だな!(笑)これ実写化したら痛い人じゃないかと。でもこういう突っ込みどころのあるキャラクターが当時のシールには数多くあって、そういうのが大切なんですよ。こんなキャラ、80年代当時のシールに比べれば全然甘くって、痛い部類にはいらない。
当時は、パンティを頭に被ったプロレスラーのシールとか、正露丸がラッパを吹いてマークがウンコの天使シールとか存在してたからね。マイナーシールってそういうのが魅力だと思う。そんなシールが現代ではお菓子に入っているなんて絶対企画が通らないでしょ?でも当時は、それで許されたし、子供には大うけする要素なわけさ。
だからいまだに幼少期に集めていたシールを保管しているのだと思う。まぁ、そのまま保管しているタイプって珍しいみたいだけれど、カッコイイから保管しているというのとは違う理由だよね。今の時代でも、そういうヤバいシールってなかなかデザインされないから、そういうキャラクターもあえて作っていくわけですよ。
くだらないのもあってこそのシールだし、パチなんかまさにそうかなと。80年代の駄菓子屋引き物シールにスーパーアホーってシールがあるのだけれど、あれなんて本家レスラー軍団にいないキャラをパチが勝手に最強シールとしてリリースしているからね。パチなくせにオリジナルを出すというわけわからない展開もパチ業界の七不思議だなと。