「UTA VILLAGE」(すーぱーみね子)コラボ企画「みねこちゃコスプレシール」解説

「UTA VILLAGE」(すーぱーみね子)コラボ企画「みねこちゃコスプレシール」解説


「UTA VILLAGE」(ウタビレッジ・以下ウタビレ略)の「すーぱーみね子」さんと、Zineen(ジニーン)のコラボ企画です。


今回のシールは「二次創作がテーマ」ということで、1つ1つに意味があって、絵柄をあえて意図的なものにして制作しているため文章も長文です。



まずは「UTA VILLAGE」(ウタビレ)とは夫婦でやってるクリエイターのプロジェクト名で、女性側が「すーぱーみね子」さんです。





制服着てますけれど人妻です。(笑)





職業イラストレーター。オリジナルで勝負する一次作家ですね。


今回は、「みねこちゃん」という一次キャラクターを使ってコラボしていくという企画です。だからテーマは「二次」となります。





■コラボシール(おしながき)


まず「かみつきみねちゃん」シールです。


【進撃の巨人】ではありません!(笑)





元ネタを知ってる人は、なつかしく。知らない人は「かみつき?」ってなるかもしれませんね。





ご本人は、噛みつきませんので安心してください。(笑)




80年代に、シャープペンシルの替え芯を購入したら、文房具屋で「くじ引き」ができたのです。それで当たれば、「かみつきばあちゃん消しゴム」がもらえたのです。





80年代は、爺さん婆さんブームがありましたからね。今や少子化で町中に爺婆があふれかえってますけれど…


というわけで、この<消しゴム>がモチーフにしたシールです。





こういう手法を【オマージュ】とか【サンプリング】などといっていますが他の呼び名がないので、とりあえずこういう単語にしているだけです。


何かを創作するさいに、あえて元ネタをいれて、それがわかる人にはわかる。わからない人には新鮮というふうにみせるやり方ということです。(文章だと引用にあたりますかね。引用は合法です。)





「かみつきばあちゃん」を、そのまま作ったら違法となりますが、


アイディアを元にして別の物を創作しているので、合法です。(アイディアに著作権は無い)





ちなみにデザインに関しては不正競争防止法で守られますが3年経過したら、模倣してもいいというルールがあります。(実際は、もっと細かい規定があるが省略)


80年代から現在まで3年以上経過しているためデザインが似てても合法なわけですね。



続いて「コスプレミネコ」(赤・青)。


普段、こういう作品は作らないのですが、今回は「二次創作」をテーマにしてるので、あえて作りました。





ちなみに剣に書かれた文字は『関西人舐目流奈』と書いてます。カラオケ配信のやりとりが元ネタなので、マイクを持って歌ってるわけですね。(笑)


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なぜ「コスプレ」なのかともうしますと、2021年から【コスプレの著作権ルール化】というのが政府から発表されたからです。





服装や衣装というものはコスプレなので、これにたいする政府のガイドラインがどうなるかによって、今後ルールが大きく左右されます。





今までは、どうだったのか?というと、


「衣服のデザインは著作権では保護されない場合が多い」


とされており、著作権が認められない可能性が高かったわけです。





んじゃ、服装のデザインはどうやって保護するかというと、商標登録や意匠登録で保護してたわけですね。





「著作権と商標権は違う」わけで「商標登録違反」は親告罪じゃないのでバレたら一発退場(逮捕)ですから…





次に【コスプレの著作権ルール化】について以下記事を引用します。



(記事より引用)


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これらはなぜ、今まで取り締まられることがなかったのだろうか。


これについては、「明らかに特定のアニメやゲームのキャラクターだと分かるような衣装であっても、作品名を伏せることで誤魔化しつつ、版権元に無断で非公式商品を開発・販売している業者が多い」とのことで、商品名をぼかした表記にすることで、(以下略)


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この記事に『作品名を伏せることで誤魔化し』とありますよね。


80年代における過去のオマケ文化でも、パチシールなどは、キャラクターや商品名(作品名)を伏せたり、ぼかして誤魔化してるわけですよ。


もう少し深く掘り下げると、有名人とかをダジャレにして誤魔化すという手法も、同じです。





「ぼかした表記」っていうのが重要なんですね。


「著作権」と「商標登録違反」は違うので、直接的な表現をすると捕まります。





例えば「ネクロスの要塞」って、商標登録されています。だから「ネクロスの要塞」って単語は現在使えないのです。





だから本家ネクロスの原作者が制作した作品でも「メタモスの魔城」にしてるし、うちも「ネクロポリスの迷宮」とかにしてるというわけです。


ちなみにデンギガは正式にネクロスの続きですからね。それでも「ネクロスの要塞」って単語は使えないのです。


商標違反は、親告罪ではないので、警察に判明したらアウトです。


ちなみに「あっぱれ大将軍」は調べたところ商標登録されてませんでした。(今後登録される可能性はあります)


こういうのは調査すればわかります。「ハリマ王の伝説」とかマイナーでも、いまだに商標登録されてますから。カバヤは、お金を払い続けてるということです。



これは「スーパーSUN」というシールのオマージュですね。(笑)


そういう逃げ道も用意されてるのが80年代の面白い所。(言ってる意味わかりますかね?)





一応コスプレがテーマなので、『つけヒゲ』は取り外し可能なダブルシールになっています。





繰り返しになりますが、「著作権ルール化」により、規制がゆるくなって、ガイドラインの提供が一般化されることで、リテラシーが向上されるのかが今後の重要なポイントだと思います。





あとは制作の際は「弁護士の意見を参考にしながら作る」ということも大切です。(俺は、そうしてます)





こういう事って、どこまでがグレーで、どこからがアウトなのかっていうのを調べながら制作していくのが必要だと思うんですよね。


全ての二次創作が違法というわけではありませんので。





つまり…【合法な二次創作】と【違法な二次創作】の2つがあるということ!





ここが重要なのです。これを無視して何でもありの無法地帯になると、カルチャーじたいが崩壊してきますから。



これは元ネタが、剣と卵がなければただの黒GALなので、あえて持たせてます。(笑)


ポージングも同じにしてますが、ポーズに著作権はないので平気です。


内容としてはハイソックスからルーズソックスに履き替えたら黒GALに変化したという設定となります。



最後は「みねこ茶」です。


みね子さんのハッシュタグが「みねこちゃ」なので、ダジャレにして「茶」にしてます。平和な絵柄ですね。(笑)