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第7弾「オトギーク」解説

オトギーク


第7弾「オトギーク」制作秘話

◆シールとしての表現方法が上手くいった

7弾は個人的には一番好きな弾。なんといっても3弾でノーマルキャラであった「平目社員」が 『049平目社長』となったり、ノーマルからヘッドに昇格する表現がよい。

また太陽から月へと所属が変化するのも、裏切りや改心といった心理を表している。 そういう表現方法も、この弾では成功したと思う。

オトギークでは「竜宮編(海編)」は非常に人気が高く、 シリーズの中でも、この「竜宮編(海編)」のみ購入する人がいるぐらい。

シールとしての表現方法が上手くいったといえるだろう。

◆線の太さやキャラの大きさなどの方向性

この頃まで絵柄の大きさに迷っていて、A4いっぱいに描いたり、A4に6~7キャラと小さく描いてまとめたりと、 とにかく原画サイズにまとまりがない。とにかく原画の描き方が安定していない時期だった。

その理由は、線の太さとマジックの関係があって、 太いマジックで縁取りをしたり、製図ペンで細かい箇所をなぞったり、パターンが定まっていないため。

現在は、1本のマジックでほぼ全てを仕上げることができるようになった。大きさはA4の半分が丁度良い。

第7弾「オトギーク」ストーリー

竜宮城跡地。ムーンウラシマの策略により、 統治するものがいなくなった竜宮は無法地帯と化していた。

そんな中、かつてより自分の地位に不満を持ちつつも、 「しかたがない」と心に言い訳をしつつ毎日を過ごす者がいる。

彼の名は【平目社員】。思想でいえば太陽側であったが、 かねてより「サラリーマンという職業ですら、武器を持たない戦争と同じ」というような考えをしていた。

修行をすることで、より高僧の擬人化が行われ、 魚類から人型へと姿が進化するという竜宮城のシステム。

たかだか【海蛇王ハクジャ】が留守にし、 その間に最高僧である【盲導和尚】の油断で【デア芳一】はデビル化して暴走。

【湖竜女王マリン】の「水の玉」を【ムーンウラシマ】に奪われるという失態。

この計画は、すべて【月女帝カグヤ】の発案であったという事を知った 【平目社員】の思想は、太陽から月側へと心揺らいでいたのである。

もはや廃墟に近い竜宮城であったが、 そのチャンスを利用し【平目社員】は、かねてより噂にあった「竜宮の財宝」を探していた。

これだけの大所帯を統治しつつ、大人数の魚類や軟体生物を受け入れ修行させ、 擬人化した後も見返りもなく海底治安を守るために人生を費やすには財源があるはずだと。

「海の玉」と「水の玉」だけの力で、これだけの組織を 運営していけるはずはないとにらんでいた【平目社員】は、 ついに「竜宮の財宝」を見つけることに成功した。

実はこの財宝、地上と海底の生態系食物連鎖を保つために取引された契約の証だったりする。

地上の者達が、海の者を食料とする代わりに、 擬人化した者の生活を地上から送られてくる財宝で支援していたというわけなのだが・・・

そのような理由も知らず「やはり権力は裏金にあったのだ!」 という欲望が【平目社員】に張り巡らされた瞬間!

彼は【平目社長】へと進化してしまった!

一方、大型宇宙船【タケトリ】に乗って地球へと降り立った【月女帝カグヤ】は、 敵対する【サンシャーク】が海に突入したことを知る。

そこで欲望のムーンパワーで【ムーンウラシマ】をパワーアップさせ、 戦闘機【タートルボット】で再び竜宮城へと向かわせていた。

一足早く竜宮城に到着した【ムーンウラシマ】は、 【月女帝カグヤ】に貢物をささげれば、欲望パワーを増幅させてもらえる事を竜宮の民に教える。

その事を知った【平目社長】は「社長になった今!単なる平社員とは違うのだ!」 という志の元に、竜宮城改革へとのりだした。

まずは【ムーンウラシマ】から「呪いの札」を大量に購入。

かつて札と甲羅により洗脳され、 竜宮崩壊の原因となった事で生命力を喪失した【盲導和尚】へ大量に貼り付ける。

呪いの力によって【盲導和尚】は【平目社長】の意のままにコントロールされるが、 それは同時に肉体と精神の崩壊を急激に早め、再び【盲目和尚】としてゾンビ化し暴走してしまう。

「力を押さえつけるには新たな力が必要だ!」

と考えた【平目社長】は、財宝と引き換えに 【ムーンウラシマ】から大量の武器と科学技術による肉体改造の権利を譲ってもらう。

これにより竜宮城は株式会社としてM&Aされ【平目社長】が経営。提携先は「月」となる。

 

【トビウォー】は戦闘機をあたえられて【トビウォーキング】に変化! 【イカ臭斎】はムーンパワーで【クサーケン】に進化し、 【軍鯛】は肉体改造で機械化し【魚雷】を装備することとなる!

「修行により擬人化など必要ない!財宝と欲望力で進化すればよいのだ!」

という思想の元、新たに竜宮城を統治する事となった【平目社長】であったが、 その考えに反対派の魚類や軟体生物も数多く存在した。

派閥争いは激化し、同種族による内戦(戦争)へと再び突入。

この一連の流れは、竜宮城内でも一番アホで バカにされていた【タコ八浪人】に、強烈な刺激をもたらす。

算数の計算をするのに国語辞書を参考にするほど要領の悪い軟体生物であったが、 八年間の浪人生活で蓄積された知識が、今回の戦争によって刺激となり・・・

彼の脳内に流れるニューロンをいっきに連結し理解力が高まったのだ!

知能指数が向上したことで悟った【タコ八浪人】は擬人化し【テストパス】となる。

そう!彼の八年間にも及ぶ浪人生活が修行となり、 その成果が実を結び擬人化へと導いたのである!

【テストパス】は争いの醜さ、またその仕掛けられた 戦争によって利益を得る者がいることを竜宮の民へ説いて回る。

「戦いの武器は物質的なものだけとは限らない。その知恵や知識だって役に立つし、 人生で得られた経験を世に伝える事も自己犠牲で全体の調和を保つ事のひとつなのだ」ということを。

月が太陽に。太陽は月に。思想が逆転し見た目も変化する。 勧善懲悪ではない「本質」の秘密がわかるのは、もう少し先のお話・・・

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第7弾「オトギーク」リスト
ヘッド ノーマル(太) ノーマル(月)
049平目社長 049女っタラし 049酢昆布ス
050クサーケン 050ふぐ割烹着 050フグれっツラ
051盲目和尚 051アジなやつ 051肌カサゴ
052盲導和尚 052うな10 052苦ラゲ
053テストパス 053中とろい 053急ぎんちゃく
054鯛長 054アカエイ鈴之助 054ヒトデナシ
055トビウォーキング 055カレイライス 055イワ死
056タートルボット 056キョウザメ 056アンコウル

PROFILE

日本、米国(NY・マイアミ)パリ、香港などで原画展やグッズ販売を行うTOY-ARTIST。累計シール発行枚数4万枚以上!

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