◆シールとフィギュアでのコスト計算と利益率の図式

※この記事は2018/07/09 に書いたものです。

事業計画の練り直しをはかっております。 まぁ、基本的には最初に考えていたことと変わらないのですが。

1人でやっているので、時間的な制約も高く、そこらへんの時間配分も計画的にみつめなおそうかと。

作品を大きく分類すると次の2つになります。

1・シール&カード系
2・消しゴム&彩色フィギュア系

▼1・シール&カード系

「1」にたいする支出と収益などのコスパは、ほぼ計れているので大丈夫でしょう。 この4年間で最安値で製作する手法と、最速で作れる技術スピードを身につけたので。(笑)

たまに「100円ガチャ」とか「引き物系」などの赤字覚悟なパターンをやったとしても、 他の収益と組み合わせてトントンにできれば赤字にならずにすみますから。

そこらへんのサジ加減もシールにたいしては、だいぶ見えてきました。 まぁ、残念ながら問屋が潰れたことで材料費が高騰したことで50円代のシールとかが作れないのが悔しいですね。

サイズを小さくして(旧ドキドキ学園や、ガムだのみ系のサイズ)コストを下げれば、50円代とかでもいける可能性はあります。

2枚で100円とか、キラ保証(必ずキラが当たる)とか、 そういう制作費リスクのある作品もサイズを小さくすれば何とかなるかもしれません。

▼2・消しゴム&彩色フィギュア系

問題は「2」にたいするコスパですね。ゴム素材の開発成功により、温度変化ゴム、蓄光ゴム、クリスタルゴム、など様々な事がいまでは可能 になりました。

<ゴム>は作るのに大変な要素がありまして、それを簡潔にまとめると次のような点。

・型の硬化時間が遅い(少し解決済み)
・型の劣化が早い
・混ぜる薬品が高い

「硬化時間」は夏場は早く固まることがわかり、これで型取り時間は短縮できそうです。

「型の劣化」は型に混ぜる薬品を少し変えることにしました。これで多少は長持ちするでしょう。

「薬品が高い」は混ぜる薬品を変更したためにコストが2倍になった部分です。これが厳しい。。。

<彩色フィギュア(レジン)>は単純に色塗り作業に時間がかかることが問題ですね。

早く塗るには、青なら青で同じ箇所を全個数同時に塗っていけばよいのです。 このさい問題なのが、数が足りなくなり後から追加でキャスト(フィギュア)を抜く状態。

全部塗り終わってから、追加で1個とか塗るのは大変なわけですよ。

だから最初に予約注文をとって締め切った後に量産して塗る。 もしくは決まった個数を最初に量産しといて限定数で発売する。

このどちらかの販売方法しかないかと思います。

またフィギュアはレジンもゴムも製作コストが高いのも面倒で…

・ゴミ袋が5袋ぐらいあっというま。
・紙コップや割り箸や輪ゴムやシリコンなどの消耗品がかかる。
・換気しないと体壊す。
・マスクとゴーグルつけて作業着に着替えるのが面倒くさい。
・硬化不良がでるとコストが上がる。
・型取りするのに2~3日はかかる。
・壊れた型取りシリコンを破棄するのが大変。(10kgとか平気でいく重さと量)
・ゴムはリカバリー(修復)ができないので失敗率が高い。(レジンはパテでごまかせる)
・筆で色を塗る作業が1ヶ月はかかる。

ざっと思いつくだけでこれだけある。 ようするにシールを作る労力よりも数倍大変なのである。

ここらへんの問題をどう対応していくかが今考えているところで、 フィギュアの価格帯も、大きさや厚さで個々により異なるため、コストの計算が難しい。

◆シールとフィギュアでのコスト計算と利益率の図式

シールであれば正方形の大きさも厚さも作り方も同じなので、 材料費や労働時間から逆算して利益率を計算しやすい。

シールやカードなどの平面作品は、ネタ出ししてから描くのも作るのもスピードが早いので回転率がよくなる。

1枚単価を100円以下にするには、サイズを小さくするか、 大量生産して(例:コンプ200枚セットなど)調節するしかない。

1枚づつのバラ売り販売は管理が大変になる。 1000枚とかをUPして管理するだけで1週間はかかるわけですよ。

また売れたさいのチェックも1枚づつ管理したり、 作る際はアンカットなため1枚だけ作るとかは難しく余分な枚数を作らないといけない。

長期で見れば、売れているので枚数が多くなったところでリスクはそこまでない。 フィギュアも長期でみれば数が余ってもリスクはないが、数が足りなくて追加で作るほうが大変。

大量にフィギュアを作ると初期投資の金額も数十万円と割高で、 なおかつ完成までに数ヶ月もかかるので、その間の回転率が鈍くなる。

シール&カード=回転スピードが速い
フィギュア=回転スピードが鈍化

こういう図式なため、フィギュアにたいしてのビジネスモデルがなかなか見えてこない。 シールに関しては、ビジネスとして成立してるのだけれどね。フィギュアは、まだ試行錯誤でしょう。